アルバイトで副業を始める時は、まず面談から入りますが、そこで欠かせないのが履歴書です。面談は履歴書が全てではないものの、内容の濃い履歴書を仕上げた方が有利なのは、言うまでもありません。そこで今回は、副業向けの履歴書の書き方に焦点を当ててみたいと思います。履歴書作成に自信のない方は、参考にしてみてください。
履歴書を書くケースは2パターンある
副業を始めるために履歴書を書くケースは、2パターンあります。それは、「本業をやっていて、副業をしたい」パターンと、「既に本業と副業を持っていて、新たに副業を増やしたい」パターンです。今回記す内容は、どちらのケースにも当てはまることなので、見ておいて損はありません。
副業向けの履歴書を書くときのコツやポイントは?
履歴書を書くときのポイントは色々あるのですが、特に重要なのは「正直に書く」ということです。
1、ダブルワークであることを正直に記す
履歴書には、ダブルワークであることを正直に記してください。これは、すでに本業と副業を持っている場合も同じくです。
職歴を偽ると社会的立場が危うくなる可能性がある
採用後に、職歴を偽っていた事がバレたら、職歴詐欺を疑われる可能性があります。そうなると、社会人としての立場が危うくなるため、本業先にも、副業先にもいられなくなるかもしれません。
2、一つ一つの職業を分けて記入する
職業欄には、一つ一つの職業を分けて記入してください。記入内容は、「入社年月日」「在籍期間」「会社名」「業務内容」「正社員orアルバイト」「在職中or休職中or退職済み」などです。
職歴だけの記入は「偵察」を懸念される
細かい記入をするのは「めんどくさいなぁ」と思うかもしれませんが、職歴しか記入していないと「ライバル会社から偵察に来ているのではないか?」と疑われてしまう可能性が出てきます(採用確率が下がります)。だから、細かに記入して、偵察ではないことをアピールしてください。
3、副業したい理由を正直に伝える
副業したいサラリーマンのほとんどは、「本業だけではお金が足りないから働きたい」という理由を持っていることでしょう。ただ、それを正直に書いてしまうと、履歴書の印象が落ちる気がしますよね?しかし、正直に書いてしまって構いません!正直に書いた方が好意的に受け取ってもらえることが多いため、採用率が上がるのです。
安易な書き方はNG
志望動機は正直に書くべきとはいえ、「楽そうな仕事だと思った」とか、「ダイエットのために身体を動かす仕事をしようと思って」のような書き方はすべきではありません。志望動機は、嘘をつかない範囲で、本音と建前を使い分けることが大切なのです。
4、スキルや資格、経験をしっかりアピールする
特別なスキルや資格、経験があったらアピールしてください。この時にも、嘘偽りないアピールをしましょう。
5、希望シフトを伝える
「バリバリ働かないと採用されないんじゃないか?」と思うがあまり、無理なシフトを希望する人がいますが、週一しか入れなくても採用されることはあるので、心配しなくて大丈夫です。面接する側は、ダブルワーク希望者の体力やスケジューリングを心配しているため、「毎日出勤できます!」みたいな希望者は敬遠されます。そのため、無理のないシフトを希望しましょう。
履歴書は手書きするべきか?パソコンで作るべきか?
一昔前は、履歴書は手書きするのが当たり前でしたが、近年はパソコンで作られた履歴書が主流になりつつあります。一体どちらの方が、好印象なのでしょうか?
就業希望先の職業に合わせるのがベスト
就業希望先が、パソコンを使う機会が多い職種なら、パソコンで制作した方が好印象です。就業希望先が飲食店やコンビニ、中高年が経営している店舗の場合なら、手書きした方が良いでしょう。
履歴書を書きたくない人はクラウドソーシングをはじめてみよう
ここまで、つらつらと履歴書の書き方を説明してきたわけですが、そもそも「履歴書を作るのがめんどくさい!」と思っている人もいると思います。そんな人たちは、クラウドソーシングを始めてみませんか?
クラウドソーシングはインターネットで副業できる
クラウドソーシングは、インターネットを使った在宅サイトで、仕事受注から振り込みまでパソコン1台で完結できます。始めにプロフィールを登録しなければならないのですが、履歴書は必要ありません。今日からでも、お仕事をスタートできるフットワークの軽さが魅力です!
代表的なクラウドソーシングは?
クラウドソーシングで圧倒的なシェアを誇っているのは、「ランサーズ」や「クラウドワークス」です。どちらも日本最大級のクラウドソーシングで、登録費維持費ともに完全無料になっています。
募集されている仕事内容は?
クラウドソーシングでは、「ブログ記事作成」「アンケート投稿」「体験談投稿」「サイト制作」「アプリ制作」など、様々なジャンルの案件を掲載しています。ハイスキル必要にしている案件もありますが、特別なスキルを必要としない案件も多いため、気兼ねなくトライできるのが魅力です。
好きな時に働けるのがメリット
副業でアルバイトを始めても、本業が忙しくなると「今日は行くのが辛いなぁ」とか、「急なんですけど、お休みもらえませんか?」という日も出てきます。これが続くようでは、副業は長持ちしません。クラウドソーシングは在宅仕事なので、「今日は疲れてるから寝て、明日早起きして作業しよう」みたいな働き方ができるのです。サラリーマンが始める副業としては、ぴったりだと言えるでしょう。
まとめ
今回は、「副業用の履歴書の書き方」に焦点を当ててみたのですが、いかがでしたでしょうか?履歴書を書くのは面倒くさい作業ではありますが、社会人としては避けては通れないことです。しっかりした履歴書を作って、就業を目指してください。