最近は、副業を勧めるトピックがやたらと目に入りますよね。それは、政府が副業を推奨していて、2018年が「副業元年」と言われているからです。そこで今回は、副業で得られるメリットをまとめてみました。最後の方には、デメリットにも触れているので、参考にしてみてください。
副業解禁で就業者が得られるメリットとは?
一攫千金の可能性がある
株やFXを副業に選んだ場合、一攫千金の可能性があります。相場観を養う勉強や経済の勉強が必要なので簡単なことではありませんが、急激な相場変動に乗っかれば、一瞬にしてサラリーマンの月収を超える副収入が入るかもしれません。実際、1年や2年の取り組みで数千万円から1億円の財を成したサラリーマンは存在します。ただ、FXや株はハイリスクでもあるので、メリットばかりに気を向けるのは危険です。最悪、無くなっても良い余裕資金でじっくり取り組んでください。
不労所得で老後も安心
不動産投資やネットアフィリエイトを副業にできれば、ある程度放っておいても収入が入ります。つまり、不労所得ですね。歴が長い人だと、毎月100万円以上を稼ぎ出すベテランもいます。不労所得の軸を作るのは時間がかかるので簡単なことではありませんが、軌道に乗ればお金に困らない老後を贈れるのです。
私生活の行動力が広がる
収入が増えれば、やりたくてもお金がでブレーキがかかっていたことに、チャレンジできます。例えば、旅行、食べ物、洋服、結婚、子育て、etc。私生活の行動力が広がれば、人生の充実度が上がり、本業への意欲も増すはずです。
スキルアップ
副業する場合は、なるべく本業と違う業種を選んでください。そうすれば、本業では作れなかったスキルが身につきます。そのスキルを本業に活かせば、キャリアアップにもつながるかもしれません。
転職に役立つ
様々な職種のスキルが身につけば、転職の際、履歴書に書けるスキルが増えるため、面接官の印象が良くなります。転職を考えている職業がある人は、それに合わせた副業をしてもいいかもしれません。
見識が広がる
今まで自分が着手していなかった業種を始めると、新しい知識が身につくため見識が広がります。特に、インターネット関連のビジネスは「こんな稼ぎ方もあるんだ!」とびっくりすることばかりですから、働くということへの意識が大きく変わりますよ。
起業への足がかりにもなる
現在、本業でサラリーマンをしていても、将来起業したいと思っている人は少なくありません。副業には、週末だけ起業する「週末起業」という働き方があるため、わざわざ会社を辞めなくても起業できます。軌道に乗れば独立すれば良いですし、結果がイマイチなら撤退しちゃえばOKです。
余裕を持って働ける
毎月の生活費を稼ぐことにいっぱいいっぱいで、心に余裕を持てないサラリーマンが多くいらっしゃいます。そんな人たちも、副収入があれば心の余裕を持って働けるのです。そうすると、人にも優しくなれたりしますから、周りからの評価も変わってくるかもしれません。
副業を解禁した際の企業メリットとは?
副業を得られるメリットは、企業側にも存在します。一体どんなメリットがあるのでしょうか?
優秀な人材の引き抜きを阻止できる
優秀な人材が。他社からヘッドハンティングされるのは、珍しいことではありません。それに乗っかる就業者の目的は様々ですが、やはり給与面が大きいでしょう。副業を容認し各々に稼いでもらえば、優秀な人材が引き抜かれるリスクを阻止できるのです。今後は、副業禁止する会社には育つに値する人材がそもそも入社してこないかもしれませんね。
人脈が増えて「イノベーション改革」
会社の仕事を拡大していくためには、人脈作りが欠かせません。通常、人脈作りは会社の一部だけが取り組むものですが、副業先で作った人脈を本業に持ち帰ってもらえば、今までになかったイノベーションを起こせます。
人材育成の量産
人材育成は、定期的な研修を用意したり、資格取得のサポートなどを行うのが通常です。このような取り組みは、費用がかかるため、腰が多い企業も見られます。副業を容認すると、各々が新しい能力を身につけてくれるため、費用をかけずして人材育成の量産ができるのです。
ブランドのイメージアップ
副業に眉をひそめる企業が多い中で、副業を認める企業は、世間から「寛大だ!」と思ってもらえるため、ブランドのイメージアップにつながります。そうすれば、就職を希望する社員も増えるため、人員確保にもつながるのです。このようなイメージアップ戦略は、企業のPR活動の一環なのかもしれません。
メリットばかりに目を向けないで!副業にもデメリットはある
前述したように、副業には様々なメリットがあります。しかし、デメリットもあるのです。これから取り上げるデメリットは、就業者にとっても会社にとっても重要なことなので、覚えておいてください。
労働時間増加の問題
副業は、本業の時間外で行うため、自然と労働時間が増えます。副業が原因で身体を壊してしまっては元も子もありません。必ず、本業に支障をきたさない程度のスケジュール管理を意識してください
過労死の責任問題
本業+副業の長時間労働が原因で過労死になった場合、その原因が本業にあるのか?副業にあるのか?責任問題が難しくなります。裁判問題になると長期化すること必至ですし、自己責任の方向で収束しかねません。
ノウハウが漏洩する恐れ
本業と近い職種を副業に選ぶと、ノウハウがライバル業者に漏洩する恐れがあります。明らかに、就業者のミスで漏洩したことが分かった時は、裁判問題に発展するかもしれません。そうすると、本業先にも副業先にもいられなくなるでしょう。なるべく、副業は本業から離れたものを選んでください。
まとめ
今回は、副業のメリットをまとめてみたのですが、いかがでしたでしょうか?このように様々なメリットがあるのですが、デメリットもありますから、両方を理解して上手な副業をしてください。あなたが、お金に困らない人生を送れることを願っています。