「副業として家賃収入を得ている」という話を聞いたことがありますよね?実際、そのような方は多く、普通のサラリーマンやOLが、不動産投資をして家賃収入を得ています。中には、家賃収入だけで生活している人もいるのです。
家賃収入の定義を知っていますか?
家賃収入の定義は、「あなたの物件を賃貸に出して、そこを借りている入居者から家賃を受け取る」ことです。家賃収入は、労力を必要とせず毎月一定額が入ってくるため、「不労所得」と言われています。不労所得の軸を作ることができれば、病気やケガで働けなくなっても、収入を得られるのです。
家賃収入だけで生活している人ってどれぐらいいるの?
2017年に、転職サイトの「DODA」が発表した日本のサラリーマンの平均年収は、418万円とされています。家賃収入で、このぐらいの額を稼いでいる人はどれぐらいいるのでしょうか?
家賃収入だけで生活できている人は4割
国税庁が発表した申告納税者情報によると、全不動産所得者は、1,088,760人とされています。そのうち、418万円以上を稼いでいる不動産所得者は、435,000人程度だそうです。つまり、約4割ということになります。
家賃収入は初心者でも実現できる!その理由とは?
不動産投資している人の約4割が、家賃収入だけで生活しているとなると、実現できそうな数字だと思いませんか?不動産投資は、やり方さえ間違えなければ、初心者でも成功を目指せるのです。その理由をまとめてみました。
サラリーマンでもできるぐらい敷居が低い
不動産を購入するところからスタートしなければいけないので、敷居が高いと思われがちですが、意外とそうでもないのです。
銀行も積極的にお金を貸してくれる
ほとんどのサラリーマンは、自己資金で投資しているわけではなく、銀行からお金を借りています。銀行は、不動産投資には積極的にお金を貸してくれるため、意外とチャレンジできちゃうのです。いつ貯まるかわからない貯金を待つより、ダメ元で相談してみてください。少額で借りても、利益を上げることは十分にできますよ。
特別な勉強は必要ない
投資と言うと、株式やFXが定番です。これらの投資は、相場観を養う勉強が必要なので、サラリーマンが日々の仕事をこなしながら極めるのは困難でしょう。しかし、不動産投資なら特別な勉強は必要ありません。全く無知で良いというわけではありませんが、部屋さえ埋まれば、後は特にすることはないのです。
賃貸管理会社に任せてしまえば楽チン
不動産経営していると、住民トラブルや入居者募集、クレーム処理、家賃集金などをしなければなりません。これらの対応は、家賃管理会社に任せてしまえば、OK!後は、オーナーさんがやることは何もありません。
上手に家賃収入を得るための物件の選び方とは?
前述したように、不動産投資は素人でも難しいことではありませんが、無計画はナンセンスです。上手に家賃収入を得るためには、「物件の選び方」が鍵になります。そこで今回は、物件探しのコツを3つに絞ってみました。それは、空室、リスク、中古ワンルームの3つです。
空室リスクを考えよう
安定した家賃収入を得るためには、空室を無くさなければならないのですが、これが想像以上に難しい!「退去者が出てから、1年経っても新しい入居者が見つからない...」ということは、往々にしてあります。
ポイントは「東京23区」
空室リスクを抑えるポイントは、「東京23区」にあります。なぜかと言うと、東京23区は学生や社会人の単身者が多いからです。これが、市や地方になると、一軒家やマンションを自宅として購入している人が目立つため、賃貸の需要が少なくなります。
駅チカ物件に絞ると効果が出やすい
東京23区内なら、どこの土地でもいいわけではありません。なるべく、駅近の物件を選んでください。徒歩10分以内に絞ると、空室が埋まりやすくなります。
学生街を狙うのもおすすめ
専門学校や短大、四年制大学が近い学生街は、学生が物件を求めているため、空室を埋めやすくなります。学校が、新入生向けに発行しているパンフレット内で、近場の物件を紹介してくれることも多いので、効果が出やすいです。
中古物件を狙ってみよう
利回りを優先的に考えるなら、中古物件がおすすめです。「どうせだったら、新築物件を買いたい」と思う人も多いと思いますが、新築物件は中古物件よりも高くつくため、利回りが良くありません。
リフォームすれば中古物件でも入居者は現れる
「中古物件を借りたがる人なんているのかなぁ?」と不安がる方も多いですよね?汚いままの中古物件だと需要は低いかもしれませんが、リフォーム済みの中古物件なら、入居希望者は現れます。近年は、リノベーション物件が流行っているので、内装さえ整っていれば、築年数は気にしない入居者が多いです。リフォーム代込みで考えても、しっかり元は取れますよ。
ワンルームマンションを選ぼう
中古を意識した上で、ファミリーマンションではなく、ワンルームマンションを選んでください。その方が入居者が決まりやすいです。
ワンルームマンションは「1人の意向で」決断できる
単身者がワンルームマンションの内見に来た場合、「この部屋がいいなぁ」と思ったら、その人の意向だけで入居を決断できます。これがファミリーマンションになると、家族それぞれの意見が出てしまうので、決まりにくくなるのです。
リフォーム費用に雲泥の差が出る
退去者が出た後は、使用感を元に戻すために、必ずリフォームをしなければなりません。ファミリーマンションはスペースが広いため、高額のリフォーム費用がかかります。少なく見積もっても数十万円、高ければ100万円オーバーになるかもしれません。しかし、ワンルームマンションはスペースが狭いので、リフォーム費用は10万円から10万円で済ませられます。
リフォーム期間も変わる
ファミリーマンションのリフォーム期間は、早ければ2週間、かかって1ヶ月といったところです。ワンルームマンションのリフォーム期間は、一週間ほどで完了します。ワンルームマンションの方が早くリフォームできるわけですから、入居者をいち早く募集できるので、空室対策になるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の内容を意識すれば、不動産投資の初心者でも、家賃収入で生活していくことは不可能ではありません。焦らず、地道に頑張りましょう!