アフィリエイトは元手をほとんど掛けずに高収入が狙える非常に効率的なビジネスモデルです。しかし、今後もアフィリエイトで稼ぎ、生活していくことは可能なのでしょうか。アフィリエイトで稼ぎたいが、将来性がないならあまり頑張りたくない、という方も多いのではないでしょうか?
このページでは、アフィリエイトの将来性や身に付けたスキルの活用について解説します。
アフィリエイトは将来なくなる?
まずアフィリエイトが将来なくなるかどうかですが、現在のアフィリエイトのビジネスモデルはなくなる可能性があります。まったく今のまま今後も継続するということはないと思われます。
まずwebサイトに変わって新たな媒体が誕生する、そもそもインターネットやパソコン、スマホ自体が時代遅れの産物になる、といった可能性は十分にあります。今の時代は主にSNSやwebサイトで情報収集する人が多いですが、今後それらが使われなくなれば当然今のままのアフィリエイトではやっていけなくなります。
現在多くの収益を生み出すwebサイトを保有している人は、新たな媒体への引っ越しや作り直しが必要になるかもしれません。またASPや広告収入自体が古いものになる可能性もあるでしょう。
アフィリエイターはアフィリエイトがなくなったら終わり?
アフィリエイトが将来どうなるかはわからず、媒体そのものが古いものになってしまう可能性もあるということでした。もしそうなったらアフィリエイターは今後生きていけないの?と疑問に思われるかもしれません。
しかし、アフィリエイトがなくなったからといってアフィリエイターが生きていけないことはないでしょう。アフィリエイトのノウハウは非常に汎用性が高いので、アフィリエイター以外のビジネスでも十分に活用できます。
アフィリエイターとして稼げるスキルがあるなら、媒体やビジネスの手法が変わっても稼げると考えられます。
アフィリエイトで身に付く汎用スキルとは?
アフィリエイトで身に付くスキルは汎用性が高いということでしたが、具体的にアフィリエイトではどのようなスキルが身に付くのでしょうか?それは以下のようなものです。
- マーケティングスキル
- ライティングスキル
- 継続力&集中力&行動力
主に上記のようなスキルが身に付きます。それでは一つずつ説明していきます。
1.マーケティングスキル
アフィリエイトを行う際には、手法についての情報収集や、ユーザーの需要を探るためのリサーチが欠かせません。ユーザーにとって有益な情報を考え、それをコンテンツにすることで初めてwebサイトを訪問してもらえます。
アフィリエイトはもちろんGoogle対策の問題もありますが、本質的にはいかにユーザーの満足いくコンテンツを作成し、その結果成約を取れるかです。ゼロから自力でマーケティングを行い、文章を使って営業活動を行うイメージです。
これだけでも市場で幅広く求められるマーケティングスキルが身に付くことがわかるかと思います。
2.ライティングスキル
アフィリエイトは基本的にwebサイトにコンテンツを作成し訪問者に見てもらいます。つまり、ライティングスキルは必須です。マーケティングによってユーザーの需要を捉えた後、その需要に合ったものをライティングで作成します。
マーケティングスキルとライティングスキルは、アフィリエイトに限らずビジネスにおいて非常に重要なスキルで、アフィリエイターは仕事を通じてこれらのスキルが身に付きます。
3. 継続力&集中力&行動力
最後は少し抽象ワードが並びますが、継続力や集中力や行動力がアフィリエイトには必須です。ある意味ではマーケティングやライティングスキルそのものよりも、これらの抽象的な力の方が重要かもしれません。
マーケティングやライティングのスキルは汎用性があり役立ちますが、アフィリエイトに正しい方法で取り組み続ければ自然に身に付くスキルでもあります。つまり、アフィリエイトに取り組むための行動力、そして3日坊主でなく継続する力、なおかつ集中して取り組む力があれば、実用的なスキルは後からでも十分身に付きます。
アフィリエイトをゼロから始める力があれば、アフィリエイト自体が衰退してもまた新たなステップを踏めることでしょう。マーケティングやライティングといった実用的なスキルはもちろん役立ちますが、ゼロから始めて根気強く継続する力が何よりどのビジネスでも役立ちます。
媒体が変わっても仕組みはそれほど変わらない
アフィリエイトで培ったマーケティングやライティングのスキルはビジネスで幅広く役立つということでしたが、そもそもアフィリエイトの仕組みそのものが将来的にも活かせる可能性は高いです。
アフィリエイトは結局のところ消費者のニーズを探って求めているサービスを文章で売り込んでいくビジネスなので、ノウハウ自体がそのまま役立つ可能性も高いです。つまり、マーケティングやライティングだけでなく、アフィリエイトの仕組みそのものが媒体こそ変わっても使える可能性が高いということですね。
たとえばwebサイトやSNSの時代が終わって新たな媒体が誕生しても、その媒体を活用して多くの人にサービスの魅力を伝えて売り込むことは可能です。アフィリエイトはwebサイトを使用したビジネスですが、アフィリエイトの本質はもちろんwebサイトではありません。
webサイトはあくまでもただのツールなので、その時代に合った便利な媒体で大々的にサービスの売り込みを行えば収益が得られるわけです。媒体が変わってもリサーチや営業の本質が大きく変わるわけではなく、変わるのはサイトの作り方のようなツールの使い方の部分になります。
現在のwebサイトやSNSといったツールが使えなくなっても、新たな媒体でマーケティングや営業を行えばアフィリエイターは稼ぐことができるでしょう。
まとめ
アフィリエイトの将来性に関しては何とも言えませんが、アフィリエイトで培ったスキルはビジネスで幅広く役立ちます。また、媒体が変わってもアフィリエイトのような広告収入の仕組みはそのまま使われる可能性が高いです。
アフィリエイトで身に付いたスキルだけでなく、ビジネスモデルそのものも汎用的に使用できる可能性が高いということです。