副業として通販ショップを運営している人がいます。本当に稼げているのでしょうか。副業にどれくらいの時間と労力を使っているのかも気になるところです。
インターネット通販の副業にはどのような方法があり、どう運営しているのか簡単に紹介します。押さえておくべきポイントもありますので、見逃さないようにしてください。
何を売るのか決めよう!
通販ショップで副業をするということは、何かを売るということです。考えられるのは以下の物でしょう。
商品を仕入れて売る
一般的な商店と同じように、自分の売りたいものを集めてきて、それをインターネット上でお店を開いて売ることができます。
いくらで仕入れて、いくらで売るのかを考えなければなりませんし、同じようなものを扱っているショップと競合するので、最終的に価格競争となる可能性があります。
商品を作って売る(ハンドメイド)
最近では、ハンドメイド作家にファンが付いていることも珍しくなくなりました。
同じ作家の作品を何度もリピート買いする人もいるので、手先が器用な人や、物作りが好きな人にはおすすめです。
商品となるものには様々あり、一大ブームを引き起こした消しゴムはんこや、毎年変わらず需要がある保育園・幼稚園グッズなどの小物から、おしゃれなチェストなど大型の物まで自分で選べます。
自分や家族が使うものとは違い、細部まで注意しなければいけない上、問題があれば修理や作り直しなども対応しなければいけません。またもちろんですが、信用を得るまでにはそれなりに時間がかかります。
不要になったものを売る
家がスッキリしてお小遣い稼ぎにもなるのが、不用品の販売です。使いそうで捨てられなかったものなどを、しまいこんでしまうタイプの人におすすめできます。
しかし、いつまでも商品が家にあるわけではないので、長期でがっつり稼ぐのには向いていません。商品を仕入れる工程をどのようにするのか考える必要があります。
自分のスキルを売る
自分のスキルを品物として売ることもできます。一番分かりやすいのが語学レッスンです。スキルを売ることができるサイトに登録し、インターネットを使って生徒にレッスンをするのが一般的な形態。
語学以外にも、専門家として相談に乗るというものから、愚痴を聞くというものもあります(臨床心理士の資格を持っていれば、愚痴聞きの職探しで優遇されます)、売れるスキルがないか考えてください。
どこで売るのか決めよう!
何を売るかということ以上に大切なのが、どこで売るかです。売れる場所で売ることが大切です。
楽天、amazon、Yahoo!ショッピングなど大手通販サイト
誰もが知っている通販サイトといえば、楽天、amazon、Yahoo!でしょう。これらを使うメリットは、何と言っても集客力です。
これらのサイトを日常的に利用している人はとても多く、「あれが欲しい」と思った際に、真っ先にに検索されています。
デメリットとしては競合相手が多いという点と、ショップの維持費や手数料が高いという点。同じような商品がたくさん出品されているので、他との差別化が難しく、結果として金額を下げて売るケースが少なくありません。そうなってしまうと、大きな利益は見込めないでしょう。
また楽天やamazonは出店するための維持管理料が月額使用料としてかかります。
Yahooはならば維持費を請求されませんが、集客力では少し負けます。またどのサイトも一点売れるごとに手数料が発生するので、仕入れ値と売値の設定に苦労するでしょう。
minne(ミンネ)、Creema(クリーマ)、ココナラハンドメイド
minne、Creema、ココナラハンドメイドは、ハンドメイド作品を売るのに特化したサイトです。多くの作家が出品しており、消費者側も常に新しい作品を求めています。
競合相手も多いですが、個性と腕を磨きながらお客様に喜んでもらえるというのはやりがいを感じられる環境です。月額使用料はかかりませんが、手数料は発生。
そしてサイトによってハンドメイドでも販売可能なものとそうでないものがあるので、作ったものを売ることができるのか確認する必要があります。
メルカリ、ヤフオク
メルカリは気軽に不用品を売る場合に、ヤフオクは専門性の高いものを売る場合に適しているといえるでしょう。
販売数が控えめなハンドメイド作家はメルカリやヤフオクで販売する傾向があります。
他にもコストコなど1セットが大量のものを自分で購入し、少量ずつ小分けにしてメルカリなどで売っている人も。
ココナラ、ストリートアカデミー
スキルを売る場合は、最大手はココナラでしょう。こんなものも売れるの?というものもあるので、見ているだけでも楽しいです。
スキルは系統ごとに別れてサイトが運営されていることが多く、建築関係、デザイン関係などそれぞれ特化したサイトもあるので、自分のスキルにあったサイト(ページ)を探す必要があります。
料金が固定されているもの、レッスンは固定時間で行わなければいけないものなど制約も多いので、どのサイトを利用するのかよく検討してください。
独自のサイトを立ち上げる
自分でサイトを立ち上げ、宣伝も販売もそのサイト上で完結させる方法もあります。
サイトのデザインから販売方法まで、全て自分が思う通りにできる反面、集客が難しいというデメリットも。
大きなデメリットとしては、レンタルサーバの管理費が挙げられるでしょう。自分のサイトが安定して見られるようにするためにレンタルサーバは必須です。
しかし管理費もかかる上、何かのトラブルで支払いを忘れてしまったりすると、サイトが見れなくなってしまったり、サイト自体がなくなってしまうことがあります。
始める前によく検討
通販サイトで副業をするには、思った以上に手間がかかります。仕入れから宣伝、発送は当然全て自分でしなくてはなりません。特に宣伝にハードルの高さを感じている人が多いようです。放っておけば売れるわけではないので、苦戦している人も多くいます。
また本業があると素早く発送するのも難しいと感じている人が多いので、実際に始める前に、自分の生活時間と照らし合わせてシミュレーションしてみましょう。
まとめ
通販で副業している人の中には、自分の商品を紹介するアフィリエイトで稼いでいる人もいます。この方法なら、宣伝にも報酬が発生することになり、宣伝活動に力が入ります。ネット通販での副業を考えている人は、アフィリエイト利用も検討してみると良いでしょう。