副業で不動産投資はリスクが高すぎるように感じます。しかし多くの人が不動産投資を選んおり、不労所得であり資産形成ができるというメリットがあります。またサラリーマンの副業は融資で有利になることもあります。詳しくご紹介します。
不動産投資ってどんなことをするの?
副業で不動産投資する場合でも、やるべきことは本業の方と変わりません。購入したい物件を探し、購入手続きをし、賃貸として運用する。建物を修繕したり、空室を作らないような努力は必要ですが、数棟の運用であれば副業でも十分可能です。
不動産投資は初期投資額が大きいので、リスクが高く手が出しにくいと言われていますが、大きな利益が出せるので副業に最適だと言われています。特に都心部は空室になりにくいのでおすすめです。
副業で不動産投資を始める時に気をつけること
興味はあるけれどリスクが怖くて始められないという人は、一度こちらを読んでください。
まずは手元にあるお金から
副業で投資を始める際の考え方として大切なのが「始めから大きな賭けに出ない」ということです。不動産投資は始めに大きな金額が必要になりますが、貯金も全部使ってさらにローンを組んで、となると失敗した時が大変です。
多くの人が始めは手元の貯金で買える物件を選び、小さな失敗を繰り返して学び、稼げるようになるにはどうしたらいいのかと工夫をしていきます。初期投資の大きな物件だと、小さな失敗が大きな影響をもたらす事があります。
投資をするときは知識が必要
副業に不動産投資が良い、と聞いてすぐに始めよう!と思ってしまった人は、一度深呼吸をしてください。投資をするときは、一度学んでからにします。どの程度勉強するかは、投資する金額とあなたの学び方スタイル次第です。実戦で失敗しながら学んでいくタイプと、しっかり机の上で勉強した後で実戦に挑む人がいます。
一番簡単な勉強方法は、不動産投資で稼いだ人の体験談を読む事です。なるべく自分に似た状況の人がどのように稼げるようになったのかを調べ、真似をしたらどうなるかシミュレーションしましょう。より良くなるよう改善ポイントを並べてみてから実際に取り組むのです。
最大のリスクは初期投資ではなく空室
副業で不動産投資をする際、最大のリスクは初期投資ではなく空室です。確かに初期投資額は大きいですが、部屋が埋まっていればきちんと取り戻す事ができるからです。ですから、どうしたら魅力的な賃貸物件として運営していけるかという点を一番努力して考えなければいけません。
副業で不動産投資をするメリットは?
不動産投資のリスクは説明してきましたが、どんなメリットがあるのでしょう。
不労所得
会社によっては副業禁止となっている場合もありますが、不動産収入は不労所得なので副業に含まないとしている事があります。不労所得には他にアフィリエイトなどがありますが、大きな収入を得るまでに時間がかかります。
生命保険代わり
不動産購入時、ローンを組むと同時に生命保険に加入することになります。もしローンを完済する前に亡くなってしまっても、生命保険とローンが相殺される仕組みなのです。つまり残された家族に建物は残り、資産が残せることになります。
資産
亡くなっても資産が残せると紹介しましたが、それ以外でも資産としての意味は大きいです。不動産は建物が古くなるので、価値は年々下がってしまいます。しかし土地の価値が大きく下がることはあまりありません。
利回りが大きい
不動産投資は利回りが大きいことで知られています。平均すると8%ほど、場合によっては10%を超えることも珍しくありません。ただし修繕費や諸経費などを考えると、この利益の全てが収入になるわけではありません。
副業だからの信用
銀行から融資を受けようと思った場合、副業であることはメリットになります。なぜなら会社員で安定した収入がある事が証明でき、信用があるからです。サラリーマンの副業に不動産投資なんて!という時代は終わっており、不動産投資用のローンもあるのでメリットだと捉えて良いでしょう。
不動産投資が不安なら、クラウドファンディングで副業
始めから大きなリスクを背負って不動産投資をするのは不安なら、クラウドファンディングという副業も視野に入れてみてください。
クラウドファンディングとは?
インターネット上で不特定多数の人が、人や組織にお金を提供することです。寄付するタイプのものもありますが、ここで紹介するのは不動産に少額で投資するタイプです。イメージとしては多くの人と共同で1つのものに投資をし、利益も分け合う方法です。
メリットは?
少額から始められる
クラウドファンディングサイトにもよりますが、最低1万円から始められるところもあり手軽です。
自分で物件を選ぶ手間がない
どんな物件なら稼げるのかを見極めるのが難しい不動産投資において、自分で選ばなくて良いというのはメリットです。プロが見抜いた物件のみに投資できます。
運用期間が短い
自分で運用しようと思うと、準備に時間がかかり運用を始めるまでに時間がかかります。さらに、年単位で運用するのが通常なので、手が離せません。
しかしクラウドファンディングなら、数ヶ月や半年という運用も可能です。
デメリット
利回りが低い
クラウドファンディングでは利回りが5%程度になります。投資金額も小さいので、大きな稼ぎにはつながりづらいです。
自分の自由にはならない
不動産投資の面白さは、工夫する事だという人がいます。どうすれば入居してもらえるのか、自分のカラーを出して特徴のある物件にするのが楽しい、という人にとってクラウドファンディングは面白みのないものになってしまいます。
また、自分がどんな物件に投資しているのか、実際には見ていないため満足感が小さいです。
まとめ
副業で不動産投資なんてとんでもない、というのは間違いで、十分に運用可能です。またクラウドファンディングを不動産投資の第一歩とする人もいて、不労所得は人気の副業です。他にも不労所得となる副業はあるので、自分に合った副業を探してみてください。