副業を始める時に気になるのが、みんなどれくらい働いて、どれくらい稼げているのかということです。アルバイトの時給が1000円程度なので、できればそれ以上稼ぎたいところですが、実際は月収4.5万円が平均です。サラリーマンの副業といえば在宅ワークが主流ですが、アルバイト以上に稼ぐことは難しいのでしょうか。平均以上に稼ぐ方法を紹介します。
副業の収入は平均月4.5万円
サラリーマンの副業による平均収入は月4.5万円です。しかし多くの人がこの金額を稼げているわけではありません。
副業をしている人のうち30%程度は1万円程度です。この中には副業を始めたばかりで収入が安定していない人も含まれていますが、ほとんどはこの程度しか稼げていない人です。これらの人は自分のスキルに合っていない仕事を選んだか、稼げる方法がわかっていない人です。
また全体の10%ほどが月10万円以上稼げています。
副業をしている人は平均1日1時間程を副業に費やしている
会社員が副業に当てる時間は1日平均1時間です。毎日1時間働く人もいれば、土日だけで7時間働く人もいます。稼ぎが少ない人ほど副業に長い時間を費やしている傾向にあり、単価の安い仕事を数多く請け負っていることが分かります。
平均以上稼ぐにはどうしたらいいの?
サラリーマンの副業では「5万円の壁」というのをよく聞きます。この言葉から平均を超えることがとても難しいと分かります。この壁を突破するためにはどうしたら良いのでしょうか?
稼ぐためには初期投資は必要
ポイントサイトやデータ入力は初期投資がかからないので手軽に始められますが、副業程度の短時間で大きく稼ぐことは難しいです。アルバイトですら交通費や制服代などの初期投資が必要なのです。初期投資ゼロでは稼ぐことはできません。
いつまで経っても収入が増えない副業は要再検討
副業を始めたばかりの頃は安定して稼げないものですが、数ヶ月すると仕事にも慣れ、少しずつ収入が増えてくるのが普通です。いつまでも収入が増えないということは、苦手な仕事を請け負っていて、その仕事を完遂するために他の人より多くの時間がかかっている可能性があります。またアフィリティエイトなど稼げるコツがある副業でもコツをつかめておらず、非効率な方法でサイトを運営している可能性があります。
仕事を選ぶ
記事作成の仕事を例に紹介します。記事作成と一口に言っても、1000文字の体験談を執筆して100円というものもあれば、世間が興味のある話題を調べながら書いて5000文字5000円というものもあります。体験談なら1時間で5本書くことも可能なので、1日に最低500円は稼げることになります。
しかし、ここで選ぶべきは5000円のものです。もしかしたら1日の副業時間では書き上げられないかもしれませんが、その日は無収入でも問題ありません。2〜3日で書き上げられれば、3日で1500円稼ぐよりも高収入が得られます。
どんな副業なら平均以上稼げる?
仕事内容ごとに平均以上稼げるものを紹介します。
投資
初期投資が大きいですが、見返りも大きくなります。ただし投資をする前に勉強が必要です。どうすれば稼げるのかも重要ですが、それ以上にリスクを減らす方法を知る必要があります。
当然ですが、最初は赤字スタートです。月収で計算せず年単位で考えるようにします。
アフィリエイト
アフィリエイトの副業を本気で始めるにはサーバーをレンタルするなどの初期投資が必要です。またブログを長期で運用していかないと収入は増えないので、始めたばかりの頃は月収数百円ということもあります。
アフィリエイトは最低1年はサイトを運用しないと高額で稼げるようになりませんが、良い記事を取りそろえれば、放っておいても収入が生まれるようになるのでおすすめです。
しかし前述した通り、年収1000万円を稼ぐ人もいれば、全然稼げない人もいるのでどうしたら稼げるようになるのか学ぶ必要があります。
専門性のある記事執筆
調べれば誰にでも書けるものではなく、ある程度専門的な知識がないと書けない記事は高い単価で受注することができます。興味があること、本業や今までに関わった仕事など専門性の高いものを中心に仕事を選ぶようにします。
個人輸入代行
商品を扱うので初期投資も必要ですし、他言語で輸入のやり取りをしなければならずスキルも必要ですが、高額収入を見込める副業です。どんなものが売れているのか、輸送費なども含めていくらで販売すれば利益が出るのかなど、しっかりとした事前準備がなければ稼げません。
まとめ
サラリーマンの副業の平均は月4.5万円で「それだけ増えたら嬉しい」と思える額ですが、30%程度の人が月1万円も稼げていないという実態に少し驚いた人も多いのではないでしょうか。どの仕事をどのように進めていけば稼げるようになるのかをきちんと考えながら副業をしていく必要があります。