最近注目され始めている副業「コンサル」
週末コンサルなどに代表される、コンサルティングの仕事が最近注目を浴びています。コンサルティング自体は昔からある仕事ですが、副業として注目されたのは最近です。コンサルティングと聞くと自分のスキルではできないだろう、難しいのではないか?という疑問が初めに思い浮かぶかもしれません。今回はそんなコンサルティングの仕事がどんなものであるのか?収入や市場性としてどうなのかも見ていきましょう。
コンサルティングの仕事ってどんなことをするのか?
コンサルティングの仕事は簡単に言えば、事業に関する相手の悩みや目標を聞き取り解決することです。そのために必要な作業をこなしていくのが、コンサルティングの仕事となります。たとえば集客で悩んでいる方がいたとします。集客をするための現在の方法を聞き取り、どんなターゲットに来てほしいのか?規模はどのくらいかを聞き取ります。必要なツールを用いてデータ分析を行い、適切な方法を提供することも仕事の一つです。
コンサルティングの収入はピンキリ
コンサルティングの収入はピンキリで、月に1万円という場合もあれば、1時間で20万円以上をとる方も存在しています。スキルや経験、実績が差として如実に出てしまうので、ポジティブに言えばやりがいのある仕事であり、ネガティブに言えば競争の激しい仕事と表現できます。
またコンサルティングの収入として完全成果型や時間給、毎月定額制などが挙げられます。完全成果型の場合はコンサルティングをした結果、目標や悩みを解決しどのくらいの利益が出たかで当人同士で定めた割合を受け取ります。時間給や毎月定額制の場合は、コンサルティング側が設けた金額を受け取れます。
どちらにも長所と短所があり、完全成果型の場合は仕事の成果としての理想なので、メリットだらけのように思えます。しかし、どこからどこまでが成果であるかの線引きや、判断が難しいことが難点として挙げられます。コンサルティング以外の外的要因で業績が伸びた場合などは成果として認められず、トラブルになる可能性も。逆に時給や月額の場合はトラブルの心配はほぼありません。
コンサルティングは副業ブームの中で堅実な副業である
副業を解禁する動きが日本中で起こっていることから、マーケット規模として大きいことは明白です。今までのサラリーマンは原則として副業を認められなかったのですから、全国にいる副業を考えている人がターゲットになります。いわばブルーオーシャンの市場といっても過言ではなく、早めに行動をし顧客と地盤を固めることで、他の追随を許さない状況を作ることができるでしょう。
副業のコンサルティングを受ける場合は注意が必要
副業コンサルティングにはさまざまな種類があります。アフィリエイトやせどり、営業、システム開発、SEOなど挙げればキリがないほど多種多様なコンサルティングが存在します。そしてブルーオーシャン状態の業界ですので、低レベルなコンサルも存在しているのです。たとえば昔なら上手くいっていた方法しか教えることのできない人、実はそんなに稼いでいないのに言葉が巧みであることから、顧客を増やしている人などがいます。
コンサルの仕事は他の仕事よりも楽である可能性
コンサルティングの仕事が人気の理由として挙げられるのが、実際に稼ぐよりアドバイスするほうが”楽”であることです。たとえば営業のコンサルティングがいたとします。営業で稼ぐにはサービスや商品を見込み客にアピールして契約してもらう必要があります。営業は足で稼げという言葉があるように、あらゆる地方に赴き挨拶するなど地道な作業を延々と繰り返します。
しかしコンサルティングである程度稼げるのであれば、自身が足を使って稼ぐよりも相手と向き合って話すことで料金をもらえるほうが楽なのはご理解いただけるかと思います。
最近ではスポットコンサルや週末コンサルが人気
スポットコンサルとは隙間時間を活用してコンサルを行う方法です。依頼者がコンサルしてほしい内容を告知し、仲介者が適切な人材を選定しマッチングすることでコンサルを行います。隙間時間でも可能な副業のため人気です。どちらかというとサラリーマンよりはフリーランスや個人事業主、主婦などに適しているコンサルといえるでしょう。
サラリーマンにとっては週末コンサルが望ましいでしょう。マッチングサービスのサイトを利用し、土日の時間を使って自身の経験を相手に伝えます。コンサルティング手段としては実際にミーティングする、もしくは電話の手段があります。また定期的なコンサルティングの依頼を受けることができれば、安定した収益を上げることも可能です。
コンサルティングとして稼ぐには誠実であること
自身の経験や知識を武器に稼ぐことができますし、実際に作業をするのは相談相手ですから、通常の仕事よりは体力的には楽な側面も持ち合わせています。当然のことではありますが、自身が不誠実なコンサルティングにならないようにして下さい。
相手のことを考え、適切なアドバイスをする義務がコンサルティングにはあります。その場限りで稼ぐのであれば、不誠実でもいいかもしれません。しかし、そのようなやり方はいずれ破綻しますので、甘い考えは持たないようにしましょう。
まとめ
コンサルティングを副業として行うことについてまとめました。さまざまな業種のコンサルティングが存在していますので、今の自分のキャリアと当てはめてみると面白いでしょう。意外なことにちょっとしたことでもコンサルティングをすることも可能です。たとえば恋愛下手の人がどうすれば意中の相手に振り向いてもらえるかなどの応募も存在します。このようにプライベート関連でもコンサルに近いことを求められているので、視点によって大きな可能性を作り出すことも可能です。自身の特技を生かして稼いでみましょう。